総務社員は社風を創ることができる!

2023年11月14日

あなたの勤める会社の社風はどのようなものですか?

もし、社員10人に聞いたならば、10人が同じ内容の社風を答えることはあるでしょうか。

「社風」は抽象的なものであり漠然としていますので、自社の制度などを例に挙げながら見合った言葉を選んで具体的な文章にしている会社が多いでしょう。例えば、社長に直接意見できるような制度を持って、風通しの良い会社といったような感じです。また、社長の考え方や経営方針が直接社風となっているような会社もあるでしょう。

しかし、いくら風通しが良い社風をうたっている会社であっても、そう感じない社員もいるでしょう。

それは、社風と言っても二つの側面があることが理由だと思います。

具体的には、社員が働きながら感じている主観的社風と社外の方が見て感じる客観的社風です。

どちらの社風も何に依拠しているか考えていくと、先に述べた通り、その会社の社内制度に依拠するところが大きいと思っています。

社員は様々な社内制度、つまりは経営理念に始まり、組織体制、職務分掌、会議体系、人事制度、給与体系を通して、それぞれの主観をもって「社風」というものを感じているのです。

社外の方は社内制度を客観的に見てよい社風だと感じているのです。

それでは、これらの社内制度を管理統括する立場は誰なのかというと、総務など会社の管理部門になります。

そうなんです。

総務部門は社長以外で唯一会社の社風を創ることができる部門だと言えるのではないでしょうか。

管理部門で働いている方は、自社の社風があまり良くないと感じているのであれば、それは社内制度が現状にマッチしていないのかもしれません。

取引先に良い社風の会社だとアピールしたいのであれば、社内制度改革に取り組んでみてはどうでしょうか。

そこから会社の雰囲気を変えることが絶対に可能です。それが出来るのは経営者を除けば、管理部門で働く私たちだけだと思います。

風通しの良い会社にしたければ、まず管理部門で働く私たちが、気持ちの良い挨拶をする運動に取り組むだけで間違いなく変わります。

管理部門は社風を創る。社風創りに自ら取り組んでみてはどうでしょうか。

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総務

Posted by M部長